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2009
03/16
Mon
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Category:エコビレッジ
「エコビレッジを創りたい」

上は越谷レイクタウンでプレゼン中のイメージスケッチです。
本日より「エコビレッジを創りたい」ブログを始めます。
こまめな更新はできないと思いますが、気軽に気が付いたことなどを書いていこうと思います。
また、設計のことや、建物の構造のことなども書いていく予定でいます。
まずは自己紹介です。
私は川越市で設計事務所を営んでおります。事務所の名前はアーキクラフトです。
「安心安全」をテーマに山のめぐみを生かした家造りを行なうべく努力しています。
また、考えを同じくする仲間達とNPO「杢の家をつくる会」の活動を通じ、地産地消の家造りの普及にも取り組んでおります。
山や林業家と関わる仕事柄、なめこやまいたけの原木キノコ栽培を行なうNPO「山のめぐみ」にも参加し定期的に里山整備なども行なっています。
そんな活動に参加されてくる方の中には、当然賃貸住宅に住まわれている方がいらっしゃいます。
お話をしていると「子どもがアレルギーで」とか「今の賃貸は結露とカビがひどくて」などと言う話を良く聞きます。
そのようことが無いように配慮をして造られた賃貸住宅はまだまだ不足しており、探しても皆無と言うのが現状です。
また、全国の耕作不能農地が農地全体の20パーセントを超えると言われているのも関わらず、自分で野菜を育てようにも気軽に借りられる家庭菜園もなかなかありません。
このようなことを背景に自然素材による家庭菜園付きエコ建物ができないか模索しております。
同じ考えを持つNPO「杢の家をつくる会」の全面的な協力の下、現在資産運用を業とする会社を介し、地主様にアプローチしてはおりますが、なかなかご理解いただけません。
アプローチの方法が間違っていたかもしれません。
「杢の家をつくる会」とも話しましたがやはり地主様が先ではなく、住みたい方を先に探してみようと言うことになりました。
草の根作戦です。
住みたい方が集まれば地主様を説得するのはたやすいと思われます。
目先の利回りや一括借り上げの安心を求める経営者の考えは十分理解できますが、家庭菜園付きエコビレッジとして住まい手は必ず集まるはずです。
エコビレッジは住まう側が主体的に関わる建物にする予定です。
勿論コストや家賃に関わることが重要であることに変わりはありませんが、住まう方が先に決まれば、間取りにしろ、材料にしろ、菜園のあり方にしろ色々な意見が取り入れられます。
たとえば建物の壁の一部で壁塗り体験などが工事中にできても面白いと思いますし、建物だけでなく皆で集まれる収穫広場やバーベキュースペース、共有農機具倉庫なども考えています。
雨水利用やそのほかにも色々な意見が出てくればそれをもって地主様を口説いてみようと思います。
興味がおありの方はぜひご連絡お待ちしております。
また、このようなことに関して知識をお持ちの方是非お聞かせください。
よろしくお願いいたします。
「杢の家をつくる会」
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