埼玉県の設計事務所 アーキクラフトのブログです。 自然素材による家づくりを一生懸命行っています。

 

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Posted on 18:21:26 «Edit»
2012
11/30
Fri

c003.jpg

集成材の強度は製材(無垢材)より強いのか?その二

木造の材料の世界は長い間「目ききと言われる勘と経験」により成り立ってきました。

地域の材料を使う限り、ある程度、経験と勘は当てになります。しかし世界中から木材が輸入されています、ロシアの材料に、東南アジアの材料に「目ききと言われる勘と経験」が当てになるのでしょうか。
木造とはいえ「目ききと言われる勘と経験」の世界から「性能と計算」の世界に軸足を移さなければいけません。
山側も「目が詰まっていい材料だから」と言うだけではなく、「目が詰まっていい材料だからこれだけの強度が出る」とデータとして提供していかなければいけません。

残念なのはせっかく強度が高い製材(無垢材)があっても、強度試験が行われていないため集成材に比べ強度が優れている証明が出来ないことです。
データで証明できなければ、構造計算では大幅な安全率を設定します。せっかく強度が出ている材料なのに考慮できず無駄になり、結果材料費がかさみ高い買い物になります。

「集成材は無垢材より1.5倍の強度がある」などと言わせないためにも製材にも強度試験の上データを添付してください。
「地域材」と言うだけではなく「品質の証明ができる地域材」を使いたいのです。

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Posted on 18:15:34 «Edit»
2012
11/29
Thu

Category:山と材木

集成材の強度は製材(無垢材)より強いのか? 


PB185780-1.jpg


集成材の強度は製材(無垢材)より強いのか?

「集成材は無垢材より1.5倍の強度がある」こんなことを言う工務店さんがまだいます。
まだと言うのは、確かに昔はこのように言われていた時期がありました。
現在ではそれは古い知識であり、勉強不足と言うものです。
木材の規格も何度も改正されています。1990年にJAS規格が改正されるまで、構造用集成材の曲げ許容応力度は同じ材の製材(無垢材)の1.5倍でした。
その当時は確かに「同じ樹種であれば、構造用集成材は製材の1.5倍の強度がある」と言っても間違いではありませんでした。
でもそれは1990年までの話です。
そこから知識が停滞している工務店に任せるのは勇気がいることです。
現在の集成材の規格は強度と樹種は直接的に関係なく、強度特性はEとF(ヤング係数と曲げ強度)で表されています。
同じ樹種たとえば杉の集成材であっても基準強度が違う構造用集成材が何種類も製造され、限度はあるにしろ特注であれば強度をこちらが指定して製作してもらうことも可能です。
また、構造用製材(無垢材)の杉であっても産地により、山により、個体により強度はまちまちなのです。
つまり単純に「集成材は無垢材より1.5倍の強度がある」とは言えないのです。
さらに造作用集成材においてはそもそも強度規定さえないのですから無垢材に比べ強いも弱いもないのです。
つまり集成材の強度は製材(無垢材)より強いとは一概に言えないのです。

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Posted on 18:01:32 «Edit»
2012
11/28
Wed

Category:設計仕事

今日は制振工法のお話です。 


P912525720120912_153833 (2)

今日は簡単にまとめた制振工法のお話です。

制振工法は免震工法ほどの効果はありません。

免震工法が建築基準法の告示において公的なガイドラインが示されているのと比較すると、制振工法にはそのような公的なガイドラインは無く、基準法的には耐力壁でもない「雑壁」と言う扱いになります。
考え方としては耐力壁の一種類であり、耐力壁をサポートし、変形を抑制する「地震の建物損傷を軽減するための工法」です。
金額的にも免震に比べれば1/10程度、40坪であれば40万程度からの費用で済みます。
仕組みとしてはオイルダンパーや高減衰ゴムなどで地震エネルギーを熱に変えて逃がす考えになります。

デメリットとしては、
○壁の中の構造が複雑になり、壁内充填断熱の施工上問題がある。
○製品としての機能の保証が無い物が多く、保証に取り組んでいるメーカーであっても2年から10と短い。
○耐用年数も未公表のメーカーから半永久を唄うところまでさまざまで、費用対効果の優劣が付けにくい。
○建物が損傷しないわけではない。建物の変形が始まってからその能力が発揮される仕組み。
などです。

冒頭でも書きましたが、すべての基本は「耐震」にあります。
地震時の安全を確保するにはまず「耐震」を十分に考慮し、耐震性能を上げることが必要です。
耐震等級2を又は3を取得する住宅であれば、耐震等級1を満足する制振工法よりも安全性は高いと考えます。
制振工法を採用しても建物は損傷します。損傷の度合いをできるだけ軽微に抑えましょうという考えです。

これからの住宅には世代を超えた耐久性が求められます。永いレンジで工法を考え耐久性のある工法を重要視し、「損傷しても倒壊はしない」と言う基本を固めたうえで新しい工法に取り組むべきであると考えます。

免震にしろ、制振にしろ、コストを含めこれが最高と言う工法はまだありません。あれば国が後押ししたり、メーカーや工務店はこぞって採用しているでしょう。
そういう意味で筋交い工法は耐震の王道です。

制振工法のご相談もお受けいたします。

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Posted on 18:08:44 «Edit»
2012
11/27
Tue

Category:設計仕事

耐震・制振・免震 


P9125266-120120912_155630.jpg

耐震・制振・免震

住宅を新築やリフォームしようと考えるとき、多くに人がその意識の差こそあれ耐震性を考えない人はいないのではないかと思います。
少し興味を持って住宅雑誌を購読したり、勉強をすれば必ず「耐震工法・制振工法・免震工法」という言葉を目にすると思います。
それぞれが地震に対しての処置であることはわかりますが、それぞれが何であるのか、何を重要視すればよいのか、考えてみたいと思います。
地震対策においての基本は「耐震工法」です。
制振工法を採用する場合であっても、耐震工法にプラスすると考えてください。
同じく免震工法を採用する場合でも、耐震工法にプラスする処置となります。
制振・免震それだけ単体では成り立ちません。すべての基本は耐震にあります。

地震の揺れに対して一番安全であろうといわれるのは免震工法の採用です。免震は建物と地盤を切り離す考えのもとに成り立ち、地盤が揺れてもその揺れを建物に伝えない。現実的には全く切り離すことは不可能なので、減衰して伝えるということになります。
住宅用では大きく分けて2タイプ、「滑りタイプ」:面材の上を建物が滑る。「転がりタイプ」:ボールベアリングの上が転がり建物が動く、などがあります。
現実に揺れないわけではないのですし、建物は基準法の制約を受けますので基本的に耐震の性能は一般の住宅と同じに満たしていなければなりません。

免震工法のデメリットは、

○システムと工事費が高額になる。
○メンテナンスが必要になる。
○許認可において公的に安全が確認された工法が少なく、設計者の責任において採用される場合が多い反面、設計者が手慣れていないためにメーカー任せになってしまう。
○施工の適不適の判断がメーカー任せになってしまう。
○地盤が弱いと採用できない。
○建物の内外(給水から排水、スロープなど)が別に動くことを想定した施工が必要になり費用がかさむ。
○強風で揺れる。(対象方法があるメーカーもあり)
おもなところはこのぐらいでしょうか。

明日は制振の考え方をやります。
ではまたあした。
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Posted on 17:47:37 «Edit»
2012
11/26
Mon

Category:B/strage

塗り壁には自然な色合いが合います。  


PB255818-1.jpg
B/storage
外壁サンプル
写真では色が飛んでしまいました。
みんな微妙に色が違います。
アーキクラフトの家はだいたいこんな色合いで、基本的には土色ベースの明るい感じです。
ガルバリウム等の人工的な色合いと合わせることもあります。
塗り壁の場合は自然にあるような色合いで、土の色だったり、草の色だったり、冬の原っぱやススキ野原みたいな枯れた色だったりします。
塗り壁には自然な色合いが合います。
ガルバリウムと合わせるときでも塗り壁は自然色に限ります。

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日曜日なのに飯田建築さんにはご苦労様でした。
年内足場撤去ですからね。
よろしくお願いします。
内部では床仕上げです。床暖パネルの上に桧の無垢板仕上げです。
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Posted on 16:31:51 «Edit»
2012
11/22
Thu

Category:日常

土地探しのお手伝いもします 


20121122_152459PB225812.jpg
土地探しのお手伝いもします。
もちろん趣味ではありませんが、土地から求める家づくりの方がクライアントに多いので必然的に見に行ったり、客観的に評価したり、いい土地が無いか問い合わせたりいたします。
地元で長年仕事をしていると土地がらみの案件で、不動産業者さんとは懇意にもなります。
設計事務所もいろいろですが、不動産業者もいろいろ
今日は川越の北、霞ヶ関駅周辺の聞き込みで、気になる点もありますが、一つ良さそうな物件がありましたので紹介しました。
土地から求めるのは本当に気苦労が多く大変です。
第一に不動産屋さんと言う業種に普通の方は馴染みが無いうえに、どうことを進めていいか大体の方が初めてなので戸惑うことばかりです。
土地探しサポートも致します。
お問い合わせください。

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Posted on 16:52:31 «Edit»
2012
11/21
Wed

Category:野の花

東大宮「野の花」工事契約です 


20121029PA295703 (2)
今日はこれから東大宮「野の花」工事契約です
都合により夜ですが、昼間でも夜でもやることは一緒です。
なかなかここに至るまで生みの苦しみがありましたが、一安心です。
テーマは「ノンアレルギー」
合板もバルコニーの防水下地ぐらい、接着剤も基本的に「にかわ・澱粉のり」程度となります。
床はサワラ無垢板
壁天井は、プラスターボードに漆喰と和紙
建具もすべて、杉とサワラの無垢


写真は下屋を見上げています。
日陰にはなりますが雨は防げません。
昔はトタン屋根が乗っていて雨も防いでいたようですが、治していないところを見ると日陰の機能だけでも十分なのでしょう。
柔らかな日差しの揺らぎを楽しんでいるのかもしれません。
その楽しみ方には余裕を感じますね。
屋根とはいえ必ずしも雨を防ぐものだとは限らない。と言う見本です。
某製材所の一部です。
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Posted on 17:52:48 «Edit»
2012
11/20
Tue

Category:山と材木

その目的は森林保護・地域材利用だけではない。 


PB185776-1.jpg
その目的は森林保護・地域材利用だけではない。

今年も伐採見学会で春に着工するお家の木材をときがわ町の山林で調達しました。
地域材を使うだけなら産地証明を出してもらい、搬入された木材を確認すれば足ります。
森林保護の啓蒙ならば都会でセミナーを行うだけでも効果はあるでしょう。
山側の思いは、地場材の普及にあるのはもちろん、たくさん使っていただき、地域の活性化、林業の活性化につなげたいのです。

見学者は家を建てる目的でない人も、家を建てる目的のある人も一般的にはイベント的な楽しみで見に来ます。

ここ何年か、できるだけタイミングを合わせ、建て主と山に行き、伐採するところを見ていただき、春にはイベントとして伐採した木の皮を剥いたりと体験作業をしていただいています。

地域の木材に目を向けていただくことも確かに大切なことですが、私の一番の目的は、「世代を超えて使っていただく」そうなるための一つの手段なのです。
巷にあふれるローコストと言われる金額では提供できない家づくりですが、100年とまでは行かなくても、2世代使えればスクラップアンドビルドで建て替えるよりも安くなると思うのです。
梁として使うには70年から80年の樹木を伐採します。
その質感を子供たちにも見せ、触り、また、春には自分の手で皮を剥く。
そのような実体験を通してできた家には、確実に思いがこもると考えています。
飽きられない、壊されないために間取りの可変性や、設備の可変性にも気を使いますが、住まう人の、特に子供に思いを込めることが一番有効なことなのだと考えています。
「ちょっとやそっとじゃ壊せないぞ」
こう思わせることが一番大切だと考えています。


プランニングにおいても「今」使いやすいだけではだめなのだと思っています。なるべく長いレンジでストーリーを考え、なるべく遠くの風景を見るように心がけ、それを理解していただく。
これも壊されない間取りに取り組む考え方だと思っています。

大切にしているのはひとつひとつの家に「尽くすべきは尽くした」と自分なりに納得し、住まい手に引き継ぐことなのです。
年間5~6棟の建築であれば一般的にどう評価されるのかはあくまで副次的なことでしかありません。
数少ない中でも、その中で失敗や反省や喜びから具体的な、些細なことでもいいから教訓を学び取り、次につなげていく、どうしたら永く使っていただけるのか、それが最大のテーマです。
結果は次の世代なので私が見ることはないのかもしれませんが、どこかの時点でそれらしき気配が感じられればいいなと考えています。

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わかるなぁ~

  by 山口孝志華

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Posted on 17:04:30 «Edit»
2012
11/19
Mon

Category:石原の家

伐採見学会でプレゼントされました。 


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冬は木材の伐採シーズンです。今は人工乾燥が普及しているので一年中切れますが、本来は冬に切るもので、この時期の木材は木の中の水分が少なく虫害や乾燥収縮による割れが少なく良質です。

伐採しているのは井上君伐採歴8年だそうです。
山師といいますが、やましいに人間ではありません、NPO山のめぐみの仲間でもあり、林業を生業としています。
この伐採木は杉の90年から100年ものです。
根回りは1.3mぐらい。高さ(長さは25~30m)大きいです。
素性のいい良質な木材です。

協同組合の伐採見学会でプレゼントされました。
「石原の家」
この子の家のリビングの梁何本かと柱に使います。
使いごたえがありますね、よく考えなくては!


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Posted on 17:46:05 «Edit»
2012
11/17
Sat

Category:山と材木

模擬店もたくさん?出ます。 


20121115_200631PB155764.jpg
今回のイベント、最初で最後のスタッフ会議
一回だけ!って感じですがNPO山のめぐみのスタッフは皆現業を持っているのでなかなか集まれないのです。
リタイヤした方々が主流のこのような団体にしては自慢じゃないけど若いんです。
場所は役場の地域振興室の会議室、今回は町役場が後援で地域振興室が動いてくれます。

今年はいろいろあって企画が遅くなり、去年のような星空観望会や伐採見学&体験は見送りましたが、それ以上に楽しいハイキング(ガイド付き)がメインになります。
ガイドは発案者でもある井上君と若手林業家金子君で山のことは知り尽くしていますので安心できます。
会場は堂平キャンプ場です、小さいお子も木の実細工などで去年のように楽しめます。
模擬店もたくさん?出ます。

外に出ると夜も更けて星がきれいでしたが!
ときがわはやっぱり
さむい!
20121115_200709PB155766 (2)

町のHPhttp://www.town.tokigawa.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=11574
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Posted on 15:08:16 «Edit»
2012
11/15
Thu

20121114_133720PB145752.jpg
B/storage
2階の床板が搬入されました。
杉板で30mmあります。1階は床暖房ですので効率を上げるために15mmになります。
30mmの杉板は足裏にも優しく、合板フローリングに比べ冷たさも伝えず、体感温度が上がります。
直接肌に接する部分ですのでその効果は大きいものがあり、暖房機器の設定温度も変わり、省エネにつながります。
20121114_134608PB145761 (2)
バルコニー手すりの取り付けプレートを大工さんが付けています。
ステンレスのプレートで4mmで加工してもらいました。
このような金物はそれぞれ図面を書いてステンレスの加工会社にオーダーします。

以前ある会社の方に「このような金物はどこに売っているんですか」と聞かれたことがあります。
既製品ではないことを伝えると、住宅でそんなことまでするのか、と驚かれました。

こちらが思うような、ある目的に沿った金物が既製品にあることはまずありません。
「無ければつくればいい」当り前のことだと思うのですが、人それぞれ常識が違うようです。
アーキクラフトでお付き合いがある工務店さんはどこも当たり前のように製作できます。
(作れるブレーンを持っています。)
それも工務店のキャパ(施工能力)なのです。
20121114_133655PB145751 (2)
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Posted on 16:23:00 «Edit»
2012
11/14
Wed

Category:B/strage

外部左官下地のラス網が貼られています。 


20121114_133259PB145740.jpg
外部左官下地のラス網が貼られています。
B/storage
防水紙に金網が貼ってありまり、補強リブも入りしっかりしたものを使います。
20121114_133345PB145743 (2)
ラス網を上から見たところです。
白い紙はゴアテックスの様に中の湿気は通すけれど外の湿気は入れない、破こうと思っても手では破行けないぐらいのもので、性能優先でデュポン社のタイベックを指定しています。
この縦の木材が通気用の隙間を確保するために重要な部品で、21mmを指定しています。
あまり狭いと空気は壁と壁の摩擦で動きが悪くなります。
あまり広すぎると窓の取り付けなどで支障が出ます。
20121114_133352PB145744 (2)
庇の下側から見ています。
庇の裏も通気は突き抜けますので庇の取り付け方に工夫が必要です。
普通に付けたのでは、せっかくの通気が庇で遮断されてしまいますのでここは性能を発揮させるために拘るところです。
20121114_133446PB145747 (2)
上から庇の取り付け部を見ると胴縁の21mmの隙間で下がのぞけます。
壁の空気は土台の水切りから入り、庇の裏を通り、屋根に抜け、棟換気金物から抜けていきます。
壁の過熱による輻射熱を防ぐとともに、大切な機能は壁の湿気を気流により吸い出すことです。
壁の中に対して常に負圧であることが理想的です。

施工者が、図面通り、と言うだけではなく、通気する仕組みとして理解してもらうとうまくいきます。
この現場も大丈夫です。
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Posted on 17:16:51 «Edit»
2012
11/13
Tue

Category:設計仕事

エコ住宅のつくり方 


里山_1_w5

アーキクラフトが考えるエコ住宅のつくり方

☆エネルギーを出来るだけ使わない暮らし方が出来る家

○省エネ設備機器の搭載
太陽光発電を搭載し、エネルギーを出来るだけ自給するのは正しい選択です。また、余剰電力を蓄電や買取により有効に利用するのも脱原発に沿った考えで正しい選択だと思います。
コストをかけた住宅設備機器(省エネ設備)にはさらにランニングコストが掛かることをよく理解して使いましょう。

○パッシブデザインの大切さ
その住宅設備機器を有効に活用するためには、建物の良好な性能が求められます。
まず大切なのが「エネルギーを出来るだけ使わない暮らし方が出来る家」を考えることから始めましょう。
建物外部では太陽高度を理解した上での軒の出や庇の配置から、緑のカーテンなどが有効です。
建物の外周部では壁・屋根の過熱を防ぎ輻射熱を抑える通気工法も有効です。
内部に関して一番大切なのは、開放性のある間取りと通風と気流を促す窓計画です。そのうえで内装の素材にも着目しましょう。
汗をかいているときにビニール素材が肌に触れるとピタッと張り付き不快です。同じことを和紙でやってみたらどうでしょうか、それほど不快ではないと思います。
私たちは自然にそのようなことは学んでいます。
石油製品・化学製品で作られた内装材の家に暮らすよりは自然素材に囲まれたほうが快適に暮らせそうです。
合板ではない無垢材はすぐれた吸放湿性能があります。無垢の床板の上では汗をかいていてもさらっと感じるはずですし、寒い冬も合板の床よりも温かく感じます。
さらに天井や壁もが同じような機能を持てばさらに快適性は向上します。
もちろん断熱性能は重要です。埼玉であっても基本的に次世代省エネ基準で次世代においてもスタンダードな性能を確保しておくことが求められていると考えています。
そのようにまず、機械ありきではなく、建物の基本性能を上げ、いつ省エネ設備を搭載しても有効に活用できる環境をつくることが大切だと考えます。
省エネ設備の耐用年数は10年から15年ですが建物の性能寿命は次世代を考えてのものですから建物の性能をまず確保しましょう。

○参考データ
参考までに2011年に引き渡した平屋の住宅の7月のデータをHPのcolumnに添付しています。
省エネ設備機器は搭載していません。
この夏は扇風機もほとんど必要が無く、エアコンは家にありません。
小高い丘の上で風も抜ける土地に立地していますので、立地と暮らし方により通常では考えられないくらい良いデータが出てしまっているようです。
都市部ではかなり割り引いて考える必要があると思いますが、一つの参考にはなると思います。

○検証の必要性
設計した建物が予定通りの性能を満たしているかは設計者にとって大きな関心ごとです、しかしこの手の検証は住まい手にゆだねる部分が多く負担を求めることにもなります。
また、結果が思わしくないときのことを考えると、設計側としても二の足を踏んでしまいます。
ですが検証をすることで改善もでき、暮らし方に問題がある場合も改善することによって快適に暮らせるかもしれません。
思いもしない暮らし方がなされているかもしれません。検証結果をもとに住まい手と話し合い、建物のポテンシャルを引き出す住まい方をしていただくのもよい結果につながると思います。
設計側にとっては検証と改善が繰り返せることは設定の精度を高めることにつながります。
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Posted on 18:42:49 «Edit»
2012
11/12
Mon

Category:市ノ川の家

障子もいいですよ! 


20121111PB115737.jpg
日曜日の夕方雨降りでした。
市ノ川の家
表示登記&銀行手続き、引き渡しと最終金の支払いタイミング&引っ越し日時&住民票移動タイミング
などなど施工者を入れて確認です。
12月暮れの引き渡しですからなんだか余計あわただしく感じますね。
予定より若干押せ押せになっていますが、丁寧に仕事をしてもらっています。

写真は障子の鴨居です。
3枚の障子が入り、必要な場所で止まるので溝が途中で止まっています。
材料は杉です。
溝幅は伝統の4分の7分 12mmと21mmで障子自体は30mmで障子と障子の間は3mmのクリアランスです。
3mmは最低必要なクリアランスで、無垢の建具は温度変化や湿度でその程度いつも動いています。
アーキクラフトの設計では畳のある和室と呼ばれる形式でなくても障子を多用します。
障子は光を拡散し柔らかくします。
障子は冷暖房にも有利です。
障子は杉と和紙と澱粉のりでつくります。
障子は木の家(日本の家)によく合います。
障子は地域の職人の仕事になります。
障子は地域の材料から作られます。
20121111PB115739.jpg
一般的にはカーテンが多用されるようですがが障子も捨てがたいですよ。
難燃剤や、防腐剤、柔軟剤などカーテン生地も注意しないといろいろ使われています。
値段も比較する必要がありますが、「ここは」という場所には障子をお勧めしています。
たとえばトイレにも落ち着きます。
木玩の家トイレ
042トイレ_s
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Posted on 16:35:37 «Edit»
2012
11/08
Thu

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市ノ川の家
年末の引っ越しに向かって進んでいます。
足場もとれてすっきりしました。
すっきりしていながらも存在感のある家だと思います。
1階は左官壁で2階部分はガルバリウムです。

大工さんが釘類ビス類をまとめておいています。
35mm・45mm・75mm・90mm ロールネイルに構造専用釘・ステンレスビス・めっきビス・ユニクロビス・などなどたくさんのビス類を使います。
現代の家づくりでは釘よりもビスを多用します。
こんなにたくさんの種類があるのはたぶん日本だけだと思います。
20121108PB085725 (2)
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Posted on 17:54:05 «Edit»
2012
11/06
Tue

Category:山と材木

なかなかいい感じでしょ! 


20121029PA295702 (2)
なかなかいい感じでしょ!
少しずつ少しずつ気が付かれないように彼らは自分の領分を増やそうとしています。
まず先遣隊としては常にツル状の植物ですね。
この建物は仕事関係者の作業場なので常に人がいて使われているんですね。人はたぶん見ていて気がついてはいるんでしょうが、又は、見てはいてもあまりに普通のことなので脳が認識していないのかもしれませんが。
まあいずれにしろ彼らを排除する気も、その必要性もないのでしょう。
建物もいやではないみたいですね。
紅葉もきれいです。
20121029PA295700 (2)
20121029PA295698 (2)
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Posted on 19:49:38 «Edit»
2012
11/05
Mon

Category:山と材木

ときがわの青い空と杉丸太 


PA295696-1.jpg
ときがわの青い空と杉丸太

青い空をもっと大きく入れて、丸太は丸太とわかるくらい少し入るくらいが構図としては正解か?
下の山も中途半端でないならない方がいい。

まだまだ修行が足りない。

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2012
11/02
Fri

Category:設計仕事

11月に入りだいぶ日が短くなってきましたが 


P926555710.jpg
11月に入りだいぶ日が短くなってきましたが、お日様の光が家の中奥深くまで入るようになりました。
冬の光は優しいので好きな季節です。

夏と冬の太陽高度の違いは快適な家づくりには無視できない要素です。
「南中」と呼び、夏至付近の太陽高度は正午ごろに最大となります。
夏の強烈な直射日光が室内に入らないように庇の出幅や、屋根(軒)の出は夏至付近「南中」を基準に考えています。
埼玉は概ね北緯35度で、北回帰線は23度23分(約)なので13度(約)の差があります。
夏至の南中高度は直角から北緯と回帰線の差(12度)を引くと求められ、約78度となります。
最低でもこの角度での日差しが入らないように計画しないと室内には強烈な日差しが入り込んできます。最近ではガラスの性能アップや高性能空調設備に頼り、力まかせで室温をコントロールする住宅も多くみられますが、私は賛成できません。
まずは地域の特質を理解し、無理のない計画が必要なのだと考えています。
また、冬場はその逆です。
「冬至」の正午ごろの太陽高度は北緯35度に南回帰線の南緯23度を足すと58度となり、直角からの差32度となります。
昔使った三角定規をイメージしてみるとその角度の低さがよくわかると思います。
この30度の時にどのくらい室内にお日様が入ってきてきれるのかは、中学校の算数を思い出せばいいのです。
1:2:√3、私は算数が苦手で、国語とか歴史のほうが好きでした。
南側に高さ2.0mの窓を取った時どこまでお日様が入ってくるかというと、2.0m×√3なので、窓から3.46mとなります。
ずいぶん入ってきてくれますね。
3.46mというと大体8畳の部屋の隅から隅までとなります。
天井面に近いところにすごく奥まで光が入る冬用の採光窓もいいですね。
「エネルギーの見える化」が最近のトレンドですが、室温をコントロールしやすくするために開口部を小さく設計し、自然の当り前を考慮しない高性能な「エコ住宅」がたくさん建築されています。
私は冬のお日様はできるだけたくさん呼び込みたいので南面開口部はできるだけ大きくしたいと考えています。
エネルギーを見える化した「エコ住宅」が必ずしも快適とは限らない。
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Posted on 17:19:33 «Edit»
2012
11/01
Thu

Category:設計仕事

現場風景 2題 


PA315705PA315705.jpg
B/storage
現場風景
使いこんでちびたノミと面取りカンナ
カンナの削りくずと細かい粉みたいに見える物は、細い木の繊維です。
仕上げに使う木材の角を写真の面取りカンナで仕上げたカスです。
面取りカンナは蝶ねじを回して調整することで面の幅が変えられます。
3mm以下でお願いしています、中途半端に大きいのはあまり好きではありませんが、小さすぎると角がかけたりささくれたり微妙なところです。

下は石原の家
現場風景
梁柱の木材もスチレンボードの加工も普通のカッターで十分です。
接着剤の使い方で熟練の技が出ます。
面取りカンナは使いませんがそのかわりにサンドぺ―パーを使います。

PB015711PB015711.jpg

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