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埼玉県の設計事務所 アーキクラフトのブログです。 自然素材による家づくりを一生懸命行っています。

 

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04月の記事一覧
Posted on 20:28:17 «Edit»
2013
04/30
Tue

Category:野の花

ウール断熱 


P1010181-1_20130430201450.jpg

★ウール断熱は自然素材系の断熱材では王道ですね。
化学繊維混入タイプから100%ピュアウールまでありますが、石油系、鉱物系に比べれば値段が高いです。一般的に使われるグラスウール断熱に比べ同じ性能で1.5~1.8倍ぐらい材料費がかかります。

また、素材としてはいいものですが、国産には無くニュージーランドやオーストラリアなどからの輸入となり、その輸送コストが本来の材料費よりも高くなりがちであることに加え、輸送にかかるCO2も大量に放出されることが残念です。
ウールなので虫が付くことも予想され、防虫処理がホウ酸などでなされています。

ウールやウッドファイバ―などの自然素材系は使い方に難しいところがあります。
「埼玉地域の温熱環境であればこのように使う」
「寒冷な地域ではこのようにする」
という使い方があります。壁内結露を防ぎ快適な使い方は素地の特質をよく理解していなければ、せっかくの素材も残念な結果になってしまいます。
値段だけではなく、施工側にハードルが高いのがこのような素材ですが、正しく使えれば快適な素材です。


P4116753-1.jpg東大宮 野の花

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Posted on 20:34:24 «Edit»
2013
04/29
Mon

P4286869-1.jpg
プロフィールを品よく作ってみました。本人のイメージに合うように・・・?

P4286867-1.jpg
新宿OZONE一番奥のカウンターの上で店番
建築家作品集リストが置いてある近くです。

出張で店番をしてもらっていますので慰労に出かけてきました。
平屋ということでオファーが有り、出展しました。
五月いっぱいがんばってください。雉やまの家

最近はあまり行っていませんが、シェアオフィースもありますのでここで打ち合わせもできます。
資料やサンプルも沢山そろっているので楽しく打ち合わせできますよ。
当事務所の事例集(少し古い)も置いてありますので福田義房で見ていただければすぐにわかります。
6Fです。

P42868731-1.jpg
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Posted on 17:23:52 «Edit»
2013
04/27
Sat

Category:石原の家

川越市 優の家 構造見学会 


1_20130427170939.jpg
優の家川越市
今日は構造現場の見学会でした。
いつも予約制で申し込みを頂いて開催していますが、3日前で、申し込みゼロ
誰も来ないのにやってもしょうがないね。と工務店さんと話していましたが、前日エントリーを頂き、今回は3組の方がご来場、地域材での長期優良住宅、構造用合板を使わない耐震等級2の家を見ていただきました。
いつもに比べて参加人数は少しさみしいですが、構造なのに見に来てくれる方は本気度が高いです。
必ずしも家を建てる方では無くても、地域材の家に単純に興味がある方や、すでに建築業者が決まり工事を待つ段階の方なども来られました。

いろいろ見て知識の幅を広げてご自分の家づくりに生かしてくれればいいのです。
我々の目的は当然仕事に結び付くことを目的としてはいますが、まずは埼玉の木で家が出来ること、べニアや工業化製品を積極的に使わなくても家はできる事を知っていただきたいと考えています。

2.jpg

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テーマ: 日々の出来事

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Posted on 19:34:10 «Edit»
2013
04/26
Fri

Category:設計仕事

住宅の設備を自分で調達してもいいの?02 


P2256444-1_20130425153655.jpg
(洗面ボウルや水洗金具に鏡なども自分で調達することは可能です)

住宅の設備を自分で調達してもいいの?02

工務店の住宅設備の購入の仕方は、まず納材店(代理店)を通してメーカーから仕入れ、場所と時間を指示すれば買いに行かなくても現場に納品されます。
この時に現金は必要ありません。通常は取り決めがなされていて、締日と支払い日が決められていてまとめて清算されます。

設備品の保証に関しても代理店又はメーカーがしっかり対応し、保証書が無いなどということは普通ありません。
対してネットなどで自分で購入する場合はどうでしょうか。
現金購入が前提ですがその分何社か比較して安いところで買うことが出来ます。

小さいものではインターホンから始まり、ビルトインコンロや食器洗い洗浄機、換気扇フードやキッチン本体だって、ユニットバスだって売られています。
受け取りは自宅への宅急便などになるでしょう。届いた設備は自分で現場に運び、後は工務店に取り付けを依頼することになりますが、この時によく問題が起こります。

付属部品の問題と予定寸法との不整合です。
設備品はそれ単体で機能するものは実は少なく、配管であるとか取付金具であるとか別売りの汎用部品や専用部品が必要になります。

また、予定していた電源位置や、消費電力などの食い違いの不具合などが起こりやすい問題で、そのために既存部分を改修するのであればせっかく安く仕入れても残念な結果になってしまいます。
必ず監理者に相談することをお勧めいたします。

また、保証についても自分で買われたものは自己責任になります。トラブルの時に設備本体が原因か、取り付け方が原因なのかで工務店とトラブルになる可能性もあることを認識して置きたいところです。

またタイミングも重要です。
早く入ると邪魔になり、遅く入ると現場が困るということもあります。現場の進行状況を見極めての搬入が大切です。

ネットではこんなものまで売られているのか!とこちらが驚くようなものまで売られています。
私が今家をつくるのであれば、それなりに専門的な知識もあるし、わからない部分の聞き方や調べ方を知っているのでネットでかなりの設備品を調達するのではないかと思います。現金があれば安いですからね。
いいですよ。

挑戦する方は何時でも応援いたします。
極端な話しですが、木材すべてを自分で調達することも可能と言えば、可能です。
P3156665-1.jpg

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Posted on 18:36:34 «Edit»
2013
04/25
Thu

Category:設計仕事

住宅の設備を自分で調達してもいいの?01 


住宅の設備を自分で調達してもいいの?01

現在建築中の建て主様から質問を受けました。

「インターホンなどは自分で買って取り付けしてもらってもいいでしょうか?」というものです。
建築中の現場なので、引き渡しされれば直ぐに生活が始められるように暮らしにかかわる部品はすべて図面に指示してあり、見積もりで取り決めされていますが、工事中の変更はもちろんありますし、簡単な設備であればネットなどで購入し、現場につけてもらうことは問題ありません。

特にインターホンや照明器具など単純なものは付属部品も少ないのでトラブルも起こりにくいので、労を惜しまず楽しんで調達できればいいですね。その場合は契約金額からその商品の金額は差し引きしての工事金額の清算となります。

ネット上では住宅部品もたくさん売られています。
最大のメリットは簡単に比較できて、安い、ということですが、デメリットもあります。

まず付属部品が明確になっていないことがある、単体で売られ、付属品は別のことがよくあります。素敵な洗面ボウルを購入したけれど、止水栓や配管部品が無いとか、輸入品なので、日本の規格の部品が使えないなどです。

自分で購入しようとする場合は必ず注文前に設計者に相談することをお勧めします。場合によっては高いものについてしまう場合もあります。
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Posted on 18:35:51 «Edit»
2013
04/23
Tue

Category:建物

旧中込学校最後です。 


旧中込学校最後です。
P4146805-1.jpg
オルガンです、当時の物のようです。
東京市 銀座 十字屋楽器店 とあります。
なんと現役の楽器店でした。十文屋楽器店
創業130年オルガン販売から始まった会社のようですね。
これ自由に弾いていいんですよ。
P4146804-1.jpg
「お手を触れないでください」
かと思ったら
「ご自由に弾いてください」でした。
管理優先でなく、文化的でいいですね。
P4146807-1.jpg
こちらはヤマハ 浜松でした。
家具調というかタンス?みたいですね。椅子がかなりいいですね。これほしいです。

これにて旧中込学校は完です。

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Posted on 17:52:36 «Edit»
2013
04/20
Sat

Category:建物

旧中込学校04 


どこまで続く中込学校
P4146811-1.jpg

私世代ではこの机に郷愁を感じます。
直ぐにスチールパイプの机に変わってしまいましたが、小学校1.2年生の時は確かにこんな机
天板が蓋で、開いて中になんだか入れていた記憶があります。

下の写真はノート代わりの小さな黒板です。
これの記憶はないですが、紙が貴重だったころはこのように使っていたのでしょうね。
何だか今のだブレット端末みたいでいいね。

P4146812-1.jpg

最近では商品として存在しないにぎり玉のドアノブ
ユニバーサルデザインとか、バリアフリーとかで、このような物は「人にやさしくない物」というレッテルを張られ、使うことが悪いことのように業界では言われ世の中から消えてしまいました。
たしかに公共の場ではよろしくない形状だけど、プライベートなら使うのもいいですよね。
売ってないけど。。。しかも真鍮なんて。。。
P4146799-1.jpg
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Posted on 20:32:55 «Edit»
2013
04/18
Thu

Category:建物

旧中込学校03 


P4146795-1.jpg
正面玄関廻りの写真です。
玄関の上はテラスになっていますが現在は出ることはできません。
白い塗装が青い空にきれいでした。
当時ペンキ塗利は珍しかったでしょうから目立ったでしょうね。
白い色は漆喰で見慣れていたでしょうが、木部で色がついているのはお寺などの朱色ぐらいしか無かったでしょうからね。
P4146793-1.jpg
テラスの天井はラチスで白く塗られています。
同じような天井を以前店舗設計でやったことがあります。その時はラチスの上に照明を入れました。

P4146797-1.jpg
円柱の柱脚
本来なら石の柱が建つべきところですが、石を模した木製ペンキ塗りポーチ柱です。
果たしてこの柱脚は固定されているのかいないのか?
とつても気になるところです。動かしてみるわけにもいかないし、謎のままです。

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Posted on 19:23:19 «Edit»
2013
04/17
Wed

Category:建物

旧中込学校 02 


P4146788-1.jpg
北側ステンド 下のドアは通用口でしょうか、正面玄関の反対側にあり、玄関を入ると半アーチのステンドが光ります。
上の丸窓は2階の廊下にあります。
庇もスタンドのアーチ欄間に合わせたアーチとなっています。
袖の受け木もデザインされています。

P4146818-1.jpg
2階の廊下ではこんな感じ
P4146819-1.jpg
真鍮のフランス落しで当然マイナスねじですね。
驚いたことにこの丸窓は開閉できます。建具なんですね。
枠は無垢を削り出し、ホゾで組んでいまるのがわかりますが、建具は板を重ねて曲げ、曲面をつくっているのが、塗装が均等に6mmほどで肌別れしているところでわかります。
そのため通常の建具のように組むことが出来ず、合わせは金物を使って工夫しています。

下の写真でも建具側が板を積層しているのがわかります。
内開きの建具であることが真鍮蝶番からわかります。
ステンド硝子は、6mmほどの押し縁で取り付けられているのが横桟の上下の塗装の肌別れで確認できます。

P4146820-1.jpg
階段を上がり2階廊下に出ると向こうにこんな感じで見えます。外から見るより美しいです。
こんな学校に通えた子供たちは楽しかったでしょうね。
普通の子たちみんなが通えていたのか、どうなのでしょう。そうならよいと思いました。

ちなみに床板はカラマツでした。


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Posted on 18:43:45 «Edit»
2013
04/16
Tue

Category:建物

旧中込学校 01 


P4146783-1.jpg


土日で八ヶ岳方面に遊びに行ってきました。
麦草峠は開通しましたが、頂上付近ではまだ積雪が1.5mぐらいあり雪の壁の間を通れます。

桜が満開の佐久、旧中込学校です。(小学校)
擬洋風木造2階建て
屋根:和瓦
外壁:漆喰 

竣工:明治8年(1875年)=築後138年目
日本の洋風学校建築としては最古の建物なので、これはぜひ研究せねばなりません。

このような建物が建築される場所には必ず特異な大工や職人がいることが多いです。
この地にも当時アメリカに渡り洋風建築を学んだ市川棟梁という方がいたそうです。

今の大工にも素晴らしい人はいると思いますが、当時の大工さんは農家と違い土地に縛られないため、仕事を求め各地を歩くことも多く、ある意味情報通で新しい知識を伝える知識人としての側面もあったように思います。
また、棟梁としての経験から人をまとめ、仕事をまとめることにも長けていたのですね。

当然この地の人たちの教育にかける思いも強く、村有地を売却したり、村内村外有志の募金によりまかなわれたというところがすごいです。
ちなみに建築費は6098円今なら私にも出せますが。

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Posted on 18:51:49 «Edit»
2013
04/14
Sun

Category:設計仕事

トイレは広く明るく その2 


トイレは広く明るく その2
027_1F_Toilet_w5.jpg

旅行などでホテルに泊まるとトイレと洗面所浴室がひとつの空間に納められていることが多いですね。
特に欧米系のホテルではこの形が当たり前です。
水廻りをまとめるという意味では合理的な考え方です。
利便性を考えても洗面所がすぐ近くにあることは衛生的でもあり、使いやすいのは確かです。

でも、個人住宅でトイレのプランニングをするときにこのような間取りはまだ少数派ですが、床面積に制限があるときなどは特に通路分が節約できたりして使いやすくなる場合があります。

家庭で水廻り一体のトイレが一般的に受け入れられない理由は、来客の問題があるからだと思います。
一般的な家の間取りでは洗面所に洗濯機も置かれ常に片づけられている空間ではありませんね、不意なお客様をトイレに案内するのに困る。という考えで受け入れられないのだと思います。
お客様も洗濯物などあまりにもプライベートなものが見えると気が引けてしまいますね。

来客も迎えられる一体型トイレ空間は、少しおしゃれな洗面と合わせパウダールームとして考え、洗濯機周辺を隠せるようにしておくことです。
雑小物を収納するスペースを確保し、ロールスクリーンなどで浴室洗濯と洗面トイレを仕切れるとスマートに使えます。


また、トイレが複数あり、パブリックなトイレが別に取れる場合は洗面浴室一体の思いっきりプライベートなトイレ空間でもいいですね。家族しか入らないのであればいいのではないでしょうか。

トイレを通路としても面白い

トイレは普通一人で入り束の間の孤独を楽しむところでもありますが、家族みんなが使う場所でもあり、それぞれの部屋から、場所から、トイレに向かってきますね。

それを考えたときにトイレにドアを二つ付け通過できるようにするのも面白くてしかも便利なのです。
当然通過することが目的ではなく、間取りの自由度、利便性を考えたときにトイレは動線経路になりえるのです。
入っているときには鍵をかけておけばいいだけの話なのでぜひ検討してみてください。
「寝室からも近く、リビングからも近くしたい」そんなときには「通過できるトイレ」をお勧めいたします。

(ちなみにつくったことはありませんが)

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Posted on 18:46:11 «Edit»
2013
04/13
Sat

Category:設計仕事

トイレは広く明るく01 


トイレは広く明るく
042トイレ_s

トイレの位置は北側の階段の下とか余った場所に押しこまれるのがほとんどですが、一番注意したいのは食事をするダイニング、調理をするキッチンから見えないようにすることです。

今のトイレは臭気も出にくく、衛生的になりました、「厠」という言葉があります。
調べてみると母屋の外に設けられるもので「側屋」と呼ばれたという理由もあるようです。
不浄の場所であり母屋の中にはつくりませんでしたが、「お手洗い」と呼ばれるようになったころから水洗となり、換気扇が付き、家の中に迎えられるようになりました。今では広くゆったりと落ち着く「部屋」として設計されることもあります。

このように衛生的になり環境が良くなったトイレですが、そうはいっても食事の場所からは離したいものです。
食事中に水洗の音が聞こえるのもどうかと思いますし、来客のときは特に気になります。
出来るだけダイニングからキッチン、リビングからは離して設けたいところです。やむをえず隣接する場合でも音が漏れないような遮音の工夫をお勧めします。

どうしてもスペースが限られてしまうトイレですが、少しの工夫で快適な空間にすることはできます。
トイレを「化粧室」と呼ぶ場合があります。
「トイレ」と「化粧室」何が違うのでしょうか、明確な規定などはありませんが、化粧室と呼ばれるトイレ空間のイメージは、洗面(手洗い)があり鏡があり、文字通り、身だしなみを整えることが出来る空間です。

身だしなみを整える空間の最低限の大きさは、90cm真四角、試着室のサイズが大体このサイズです。
トイレは少なくとも90cm×120cmはあります。
つまり立上れば、化粧室としてのサイズはすでにそこにあるわけですから、プラスしたいのは手洗いスペースと小さなカウンター、鏡はスペースを取りません。
ちょっとした工夫でトイレは化粧室となります。

洗面所は洗濯機とセットので浴室の隣にあることが多いです。いつもか片づいているとは限りませんね、急な来客やお友達が来ているときも、トイレにちゃんと手が洗えるサイズの手洗いがあれば、洗面所ではなくトイレを案内することもできます。

トイレは長居する場所ではありませんが、みんなが使い、利用頻度が高い空間です。
緒とした工夫で用を足すだけの空間ではなくなります。
「暗い狭い」から「明るく広い」へ意識を変えていきましょう。
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Posted on 20:47:27 «Edit»
2013
04/12
Fri

Category:設計仕事

一人営業に出向く 


P3156664-1.jpg

新宿ozoneの6Fのどこかに展示されています。
一人営業に出向いてもらっています。
寂しいでしょうね。
見ていないのでどんな感じかわかりません。
誰か見たら教えてください。
たぶん4月いっぱいは展示してあると思います。

「雉やまの家」

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Posted on 20:08:23 «Edit»
2013
04/10
Wed

Category:未分類

「想像もつかなかった世界にいる」 


「想像もつかなかった世界にいる」
今私は50歳を少し超えたところにいる、自分が50歳になるなんて若い時には考えられなかった。
若い時に50の自分の姿など想像もつかないことだった。
その意味で「想像もつかなかった世界にいる」のだ。
今日が誕生日でもないけれどふとそんなことを感じて楽しくなった。

P8125041-1_20130410200558.jpg
何しろ50を超えるのは初めての事なので、世間並みの50になれているのかいないのかよくわからないけれど、まあ日々過ぎていく時間に合わせて生きていくしかないわけだ。
ちょうど雲が風に流れていくみたいに
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Posted on 18:50:37 «Edit»
2013
04/09
Tue

Category:さいたま市の家

サワラの30mmが床材です。 


P4076744-1.jpg
東大宮「野の花」
今回はリクエストによりサワラの30mmが床材です。
一般的ではありませんが杉よりも白くて桧に近く少しだけ桧より黄色い風合いです、柔らかく、桧同様水には強いので浴室の壁や天井にも使われます。
匂いは桧ほど強くなく、ほとんど匂いません。そのためおひつや、桶、柄杓などによく使われます。
立木の時は桧と見分けがつきにくく、伐採してからサワラだったと気が付くぐらい似ているそうです。
植林としては桧や杉よりも少ないので値段は若干高めです。

杉も桧もサワラももともとは床に使うような材料ではありません。
理由は柔らかさにあります。桧は多少堅いので使われてきましたが、庶民の材料で、高級な床材ではありまませんでした。
床材として重宝されたのは,楢、タモ、欅などの広葉樹の堅木でキズが付きにくく使うほどにつやが出て風合いを増します。
針葉樹は柔らかいという点において床には向きませんが、逆にその特性から、素足に優しく踏み心地がよく、多孔質の繊維は断熱性に富み暖かく、吸湿性能も高いのでじめじめした季節でもサラッとした肌触りです。

柔らかくキズが付きやすいというデメリットを考えても「素足での快適さ」を優先したいと考えています。
キズが付くとは言っても割れたり、裂けたりするわけでは無く、「暮らしの履歴」と考えれば一つの味わいある変化です。

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Posted on 19:51:03 «Edit»
2013
04/08
Mon

Category:設計仕事

お住まい訪問 


P4076748-1.jpg
お住まい訪問

以前完成現場見学内にいらっしゃっていただいた方のお住まい。

1月ぐらい前にお会いし、簡単なお話をして「お試しプラン」を出させていただいたのが2週間ほど前、昨日ははお住まいを訪問しました。

趣味のお話や、休みの日の過ごし方など、プライベートなことを知ることによってプランニングは変わります。
呼んでいただけたのは「お試しプラン」では納得できなかったことの表れだと思います。
ストレートな言葉には無いけれど、「自分たちの暮らしぶりを見せます、その上でより良い発想を期待します。」
と言われているのです。

少しお話をしただけでつくる「お試しプラン」は私のプランであり、その人のものではありません。ただ参考にはなります。
お話しするきっかけになれば、意見が出てくればその意味はあると考えています。
その人を理解しなければ満足のいく住まいは設計できない。

人が住まいに合わせる暮らしは規格住宅
住まいと人が共に折り合いをつけ、暮らし方を導き出すのが私たちが考える住宅です。

楽しく新たなプランに挑戦です。
待っててね。
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Posted on 18:44:24 «Edit»
2013
04/06
Sat

Category:設計仕事

「100かいだて」が一番人気ですね。 


P4066741-1.jpg
今日の打ち合わせはこんな感じでした。
テーブルに椅子、ワイングラスでしょうか、お家は100かいだてです。
P4066743-1.jpg

うちの事務所には絵本があります。
「100かいだて」が一番人気ですね。
「100万回生きたねこ」は泣けます。
大人の絵本です、これは以前当事務所に勤務していた女性が退社するときに小さな子がよく来る事務所だから「絵本をおいた方がいいと」プレゼントしれくれました。
それから本屋さんで気が付くと買ってましたが、しばらく忘れていました。
また、買うようにしようと思います。
小さな子がよく来る事務所なので。
顧客サービスは重要です。
ちなみに白い大きな紙は最近めっきり使わなくなってしまったHPのデザインジェットA1ロール紙
むかし沢山かったのに全然使わない。A2 A1

今日の打ち合わせ:「優の家」:現場でコンセント関係確認など(名里)
         「中山の家」大規模改修:プランや収納など
         「上戸新町の家」:プイランニング詰め
          土曜日は基本的に打ち合わせ曜日です。
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Posted on 19:27:25 «Edit»
2013
04/05
Fri

Category:構造計算

ボーリング調査とは 


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川越の脇田本町でボーリング調査行いました。

一般に単にボーリング調査と呼ばれる地盤調査法は、正式にはボーリング・標準貫入試験と言い、ボーリングBoring(=くりぬくこと)によって掘削した孔を利用して、1mごとに地盤の硬さを測定する標準貫入試験を行なう調査です。通常は、土のサンプリングと同時に行なわれます。

標準貫入試験によって得られるデータをN値(エヌち)と呼び、地盤の安定性を推定する目安とすることができます。

方法を簡単に説明すると、63.5kgのハンマー(おもり)を75cmの高さから自由落下させて、サンプラーを土中に30cm貫入させるのに要する打撃回数を測定する試験で、この時の打撃回数がN値です。

標準貫入試験が必要になるのは、3階建てや鉄骨造などの物件の確認申請に「構造計算書」を添付しなければならないときです。

スウェーデン式サウンディング試験との大きな違いは、どんなに深い層でも、硬い層でも掘り進むことができることです。また、正確に判定することが出来ますが、比較的支持層が浅い住宅では過剰な調査となる部分が出てきます。

長所
多くの国で基準化された試験方法で、結果の評価・対比が容易
現状の土を採取でき、土の観察が容易(物理的な土質試験に使える)
N値の利用分野が各種の規準で確立している
過去データが多数蓄積されている
支持層確認(N値≧50が5m連続)が可能

短所
広い調査スペース(乗用車2台分以上)を確保する必要がある
試験時間が長い(場合によっては数日)
コストが比較的高い(スウェーデン=4万~7万 ボーリング=20万~)
超軟弱な地盤では、データが荒くなりやすい
打撃音やモーターの音がする
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テーマ: 日々の出来事

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Posted on 19:22:45 «Edit»
2013
04/04
Thu

Category:石原の家

構造検査を行いました。 


P1010349-1_20130404185315.jpg
川越「優の家」
構造検査を行いました。
これは自主検査です。第三者機関の検査はこれからになります。

今回も耐震等級2を許容応力度計算にて確認しています。
ほとんど合板も使わないで耐震等級を取得するには、上下階の間取りの整合性や柱の直下率、なども重要になり、火打ち梁などは現場が呆れるほど入ります。
構造用合板を多用し、上下階の整合性も考えずに力づくで耐震等級の数字だけを求めるとどこかに必ず無理が来ます。できるだけ上の力は素直に下に伝えなければいけません。

長年建築に関わり、職人さんとも付き合いが深い私は、彼らの「経験と勘」は非常に大切なものだと思い、大いにあてにしています。しかし、「安全な住まいをつくってほしい」と切望している建て主に、「任せてください。」「構造はがっちりやるから!」では説得力が無いばかりか、逆に不安です。
「なぜ自分のつくる建物は安全なのか」の根拠を示す必要があると考えています。
そのためには構造計算を行い一定の耐震性が担保で来ていることが大切なのです。その上でさらに経験と勘による上乗せがあれば最高です。
必ずしもハードルが高い許容応力度計算までが必要と言っているわけではありません。使用規定の壁量計算でもいいのです。要は自分勝手にその都度判断するのではなく、一貫した考え方にもとづいた構造計画が大切なのです。
耐震性能を決める要素は多様で、地域によっても要素が加味され、自然条件も多様です。設計者は一定の条件で要因を検討し最適な判断を導き出さなければいけませんが、あいまいな根拠ではその都度ブレが出てしまいます。構造計算は根拠をもって設計を行っていくための「ぶれないプロセス」の一部なのです。

「金物が多い」と現場からの意見がよくあります。確かに少しなら減らしても耐震性は確保できると思います。問題はどこで線を引くのかです。「経験したことのない大雨」という表現が去年は天気予報でありました。
経験したことのない地震、経験したことのない風が明日吹くかもしれません。
さらに上があるのを判っていながら線を引くのも大変な責任なのです


P1010150-1.jpg
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Posted on 19:55:52 «Edit»
2013
04/03
Wed

Category:設計仕事

みんなの気配が感じられるスケール感 


doc20130328151906_001.jpg

29坪ぐらいの使いやすい大きさの家です。
28~30ぐらいが無駄が無くて使いやすい気がしますね、広いと物が増えます。これは確実に言えることです。
いつの間にか納戸になってしまったという部屋があるのは決まって広いお家ですから。

限られたスペースを上手に使うには工夫が要りますが、それもまた家族のコミュニケーションをとらないとできないし、家族のルールがないと上手に暮らせません、そこがまた楽しい所だと思います。

みんなの気配が感じられるスケール感が好きです。

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Posted on 19:30:27 «Edit»
2013
04/02
Tue

Category:山と材木

でも杉退治はまだまだ先が長いです。 


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春ですね。
花粉症は治まってきました。
でも杉退治はまだまだ先が長いです。
皆様の協力が必要です。
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30mの大物を退治しました。
これはその先端。
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Posted on 17:31:37 «Edit»
2013
04/01
Mon

Category:山と材木

人間って、小さいですね。 


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人間って、小さいですね。
ここの木はみなさん100歳以上です。
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自宅の建築に使われる森の木を見に来られました。
でも設計契約はまだしていませんのでどうなるは今後のお楽しみです。
森の中で初めてプランを提示しました。いくらなんでも初回プランの提示が山なのはどうかとも思いましたが、まあ近年のうちの仕事の形態ではありえなくもないし、そのうち山の中に事務所も移転しちゃうかもしれません。

あいにく寒く、小雨の中でしたが感慨深い体験だったのではないでしょうか。後世の為に100年前に植えられた木々たちです。
住まいの成り立ちは学校では学べない知識ですから暮らしの思い出として記憶にとどめてくれると思います。
きっとお家が好きになる。

山師にとって木を伐るのは日常の仕事ですが、ある人の為にどこに使われるかを考えて木を選び伐採するという行為は仕事の効率性では計れない意味のあることだと思います。
完成したら見に来てね。

今日はちょうどNPO山のめぐみの活動日でしたのでお昼はメンバーと一緒にピザです。
サバイバル能力が高い人たちが多いのでいろいろ楽しいです。
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