埼玉県の設計事務所 アーキクラフトのブログです。 自然素材による家づくりを一生懸命行っています。

 

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Posted on 16:56:44 «Edit»
2012
12/01
Sat

Category:山と材木

木は生きているか? 


PB185788-1.jpg

木は生きている?

木材として使われる製材された「木」は生物的に生きてはいません。
木材関係者や建築関係の方々はよく「木は生きてますから」と言う言葉を使います。
湿度を吸収して膨張したり、乾燥して収縮したりすることを「呼吸している」と説明しそれを補完するために「生きている」と言う表現をするようで、情緒的表現というところでしょう。

立木の状態であっても樹幹の大部分は活動を終えています。
生きて活動しているのは、形成層、内樹皮、それと辺材の細胞だけで残りの内部部分は活動を終えた状態であり、生理作用はしていません。
直径1.0m程度の樹木でも表面から5.0cm程度しか活動をしていないようです。
伐採されれば当然生きていた部分も活動を終え、細胞も死んでしまいます。
ところが、死んだはずの木材の線維細胞はまるで生きているように水分を吸収したり放出したり、その過程で寸法変化を起こしたりします。
建物完成後住み始めてから「ピキピキ」とか「パキ」とか木が鳴ることがよくあります。建て主に理由を聞かれると、「木は生きてますから」などと説明している場面がありますが、十分な説明ではありません。情緒的説明では物事があいまいになりトラブルのもとになります。
説明するのであれば、木材の吸湿放出と膨張収縮の性質を説明したうえで「乾燥により発生した部分的な応力を開放するために音がするだけで、いずれ安定すれば止まります。部分的な割れを伴う場合もありますが構造強度には影響ありません。」とでも説明すべきでしょう。
「塗料を塗ったら木が息が出来ないので死んでしまう」とか「人工乾燥は木を殺してしまうとか」情緒的な表現が現場ではよく使われます。
「木は生きている」との前提にたてば間違った表現の仕方ではないかもしれませんが、情緒的表現だけでは木材の良さが伝わらず、結果、木材利用の幅を狭め自分たちの土俵を狭めてしまうことになりかねません。
情緒的表現にプラスして論理的な説明を果たし、木材の良さを伝えていこうと考えています。

Q:「木は生きている?」
A:「生きてはいないけれど木の繊維は生きていた時と同じように吸湿・放湿を繰り返し、室内環境を安定させてくれる性質を持っています。」

PB185795-1.jpg

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