埼玉県の設計事務所 アーキクラフトのブログです。 自然素材による家づくりを一生懸命行っています。

 

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Posted on 19:07:58 «Edit»
2012
12/15
Sat

Category:設計仕事

寒い日のコンクリート 


P7184858-1_20121215190131.jpg
寒い日のコンクリート

コンクリートの成分はセメント、砂利、砂、各種混和剤と水です。
コンクリートの強度は水とコンクリートの割合(水セメント比)が大きく影響します。
コンクリートが強度を発現するのに無くてはならない水ですが、0度を下回ると水は個体(凍ります)になりたがります。

通常の水だけの状態よりもコンクリートの発熱で外気温が0度を下回ったからといってすぐに凍るようなことはありませんが、厚さが薄いコンクリートの部分や、土間の表層などは凍る可能性があります。
コンクリートの内部で水分が凍るとどうなるでしょうか、氷は溶けると体積が減りますね。
残念なことにコンクリートの強度は確保されません。
手て触っても崩れるほどになります。

コンクリートの強度は設計により基準強度が決められます。
コンクリートを製造し現場に搬入する生コンプラントは、その季節に応じコンクリートの強度発現を考慮し、強度補正を行います。

冬の寒い時期はコンクリートの強度発現が遅くなり、工事に支障をきたす場合があります。
設計基準の強度を出そうとするには温度により補正し、少し強度を高くしたコンクリートを製造し、基準強度に合わせます。
プラントは過去の季節ごとのデータや、数学的な強度根拠により基準強度以下にならないように細心の注意を払います。
そして念のためサンプルを取り一週間後と四週間後に破壊検査を行い、実際にどうなのか確認しています。

生コンプラントのレベルはいろいろです。
外柵のコンクリート基礎程度であればそれほど神経質にならなくても安いコンクリートが入るのであれば良いと思いますが、100年と言う単位での耐久性を待たせるのであれば、少なくともJIS規格プラントで製造してもらいましょう。

大切なのは建て主自らが他人ごとにせずに注意することが大切です。
基礎工事にかかる前や、契約の時にコンクリートの配合計画書を作ってもらい、出荷の時の出荷伝票で後日確認することを伝えておきましょう。
また、設計強度の数字とその根拠も教えてもらいたいところです

「基礎コンクリートの設計強度はいくつですか」
「寒いので凍らないような処置をしてくださいね、温度補正も大丈夫ですね」
など、この人は詳しいな、と思わせるのも緊張感が出て良いことです。

また、請け負い契約の際に基礎コンクリートは破壊検査をしてくださいね。
と依頼するのもいい考えです。
適当なことはできなくなります。


たかがコンクリートですが、建物が出来てしまってから交換することはできません。

「基礎は丈夫につくってください」
ではだめなのです、工務店さんの社長がコンクリートに詳しいとは限りません。
基礎屋さんは現場に搬入された生コンを打設するだけです。
強度管理はしていません。

信頼関係を大切にしながらもすべて任せているわけではない。というスタンスも間違いの無い家づくりには必要なことだと思います。

本来設計監理者がいる場合はそれらの仕事は、監理者の仕事になります。
専門的な知識をあなたの家づくりに生かしましょう。
監理業務のみの依頼もお受けしております。
お問い合わせください。

伝票の「呼び強度30」が設計強度となります。

P7184854-1_20121215190129.jpg
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