埼玉県の設計事務所 アーキクラフトのブログです。 自然素材による家づくりを一生懸命行っています。

 

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Posted on 19:41:44 «Edit»
2013
01/07
Mon

Category:設計仕事

2世帯住宅のパブリック空間 


上戸イメージ

2世帯住宅のパブリック空間

当事務所では現在2世帯住宅の設計が進行中です。
どこまで共有し、どこで分離するのか暮らし方が問われるとともに2家族のコミュニケーションが自然にとれるような設計力も必要になります。

まずは家族のつながり方を考えてみましょう。
永い時間の中で生活スタイルが確立されてきた親世帯のスタイルを変えてもらうのは難しく、良い結果は望めません。
ドライなようですが、それぞれの生活スタイルを重視し、「ある程度分離」しながら考えるのが妥当なところです。
この時に大切なのは、「ある程度分離」ということで、せっかく縁あって一緒の屋根の下に暮らすことになったのですから、「完全分離」は寂しいものです。お互い楽しく暮らせるような工夫をしてみたいと思います。

玄関はそんなお互いのつながりを意識させる大切なパブリック空間となります。
暮らし方にもよりますが、玄関ドアと玄関ホールを共有することをお勧めしています。
生活時間帯が違うにしろ影響が少ないのは玄関です。
並んで二つの玄関よりもぐっと距離感が縮まり会話も増えます。
出来れば小さなリビングとしての演出が出来れば仲良し二世帯になれそうですね。
また、収納やクローゼットなども共有することで面積の有効利用にもなります。
お互いのリビングへの入り口などは引き戸にして、ある程度開放して置けば自然に気配も伝わり安心で来るとともに、帰ってきた子供たちもどちらの世帯にも障害なく入っていけます。
出来るだけ自然にコミュニケーションが取れる形態を考えたいところです。
また、玄関の中や外にベンチなどを置き共有したり傘タテを共有したりしてみましょう。
二家族のシンボルになるような植栽を玄関前に植えるのもいいですね。

大切なのは同じところを通る。
同じものをみる。
同じものを使う。
せっかく一緒に暮らすのですから楽しく暮らせる工夫を仕掛けていきたいと考えています。

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