埼玉県の設計事務所 アーキクラフトのブログです。 自然素材による家づくりを一生懸命行っています。

 

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Posted on 18:03:58 «Edit»
2013
01/13
Sun

Category:設計仕事

快適なリビングにするために 01 


024書斎_s
木玩の家リビングの中のみんなの書斎

快適なリビングにするために 01

家族みんなが集まり、来客も迎え入れる、家の中で一番居心地がいい場所にしたい。

茶の間
日本では家族がくつろぐ場所を古くから茶の間と呼び、客間とは別にしつらえてきました。客間がハレの場であり、茶の間はケであり、日常と非日常が分けられてきました。

リビング
今でいう家族がくつろぎ、来客も迎い入れるリビング(居間)が庶民の家につくられる様になったのは昭和に入ってからなので、意外にその歴史は浅いのです。
ただし当初は、戦後までは主に来客を迎え入れる場としてつくられてきました。

快適なリビングにするためにはどうしたらいいでしょう。
少し整理してみたいと思います。
リビングに求められる機能から考えてみましょう。
リビングというキーワードからは「だんらん」「くつろぎ」などが思い浮かぶと思います。
お茶を飲みながらおしゃべりしたり、新聞や本を読んだり、明日の話をしたり、寝転んでTVをみたり、昼寝したり、友達を読んでお酒を飲んだり、人によってそれぞれ、リビングでやりたいことはたくさん思い浮かぶと思います。
このたくさん思い浮かぶというのがポイントなのです。

家族それぞれがやりたいことがあり、それぞれが違う楽しみ方がある。
現代の暮らしは価値観が多様化しそれは夫婦、親子であっても同じことです。
リビングに求められる性質も一昔前とは変わりました。
私が子供の頃などは、食事をしたらみんなで同じTVを観る。
そんな過ごし方でした。今はどうでしょう。
新聞を読むお父さん、TVを観るお母さん、メールをする長女、
宿題をやる次女、ご飯をくれと騒ぐネコ、私の家のリビングの様子ですが、同じ場所、同じ空間にいてもそれぞれ勝手なことをしています。
「ソファーとテーブルセットをまず置いて」などと考えてはいけません。
その前に自分たちはリビングに何を求めるのか考えてみましょう。
子供たちが勉強できるスペースや、お母さんの仕事机、みんなで使える本棚、コレクションを飾る場所,趣味のスペースを用意するのもいいですね。自分たちがすごしやすい、そこにいたいと思う仕掛けを考えてみましょう。
そしてもう一つ大切なのは、来客を迎え入れるということです。
リビングに迎え入れる来客への対応はそれぞれの家族で考え方が違うと思いますが、私は改まって迎え入れるよりも、我が家の日常に気軽に迎え入れたいと考えています。
また設計としてかかわる方にもそのような暮らしを提案しています。
失礼なのかもしれませんが、我が家ではスリッパも出しませんし、上品なソファーもありません。
そのかわり素足でも気持ちいい無垢の床板の感触を楽しんでもらおうと考えています。
家具や調度品の豪華さや一般的には、という発想ではなく、住む人のこだわりが感じられるリビングのほうが、来客もくつろげて楽しいのではないかと考えています。

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